友人は外国人とばかり付き合う

今日外を歩いていたら、ふと、中学の同級生との思い出が蘇ってきた。

その子とは先々月、実家に帰省した際に会ったので、たぶんそれで脳みそからうにゃうにゃっと記憶が這い出てきたのだけど、

本当に１０年くらいまったく思い出さなかったことだったので、道端で「うわっ」と声を上げてしまうほどだった。

彼女は豪快な性格で、いつも何かしら歌っていて、ハイソックスの上にルーズソックスを重ね履きするような、とにかく変わった子だったのだが、１年、３６５日、もう常に、恋に生きているような乙女でもあった。

当時、彼女には高校生の恋人がいたこともあって、わたしは彼女から、男女のなんとやらを色々と教えてもらった。

いっぱい練習させられたな、エアあえぎ声・・・

エアあえぎ声については、今この瞬間に思い出したので、ちょっと動揺しているけれど、まぁあんまり書くにふさわしくないことを彼女からはたくさんご教示いただいた。

彼女はいわば、わたしの人生最初の“エロ師匠”なのだ。

そんな、エロ師匠に先々月会い、わたしが乗る新幹線を待つ間、２人でおしゃべりしながらコンビニに入った。

すると、突然彼女が奇声をあげて、目の前の外国人に向かって走って行った。

呆気にとられるわたしの目の前で、ハグしあう黒人と友人。

詳細を聞くと、彼女が以前働いていたバーによく来ていたお客さんだったそうで、驚いたことに彼女は流暢な英語で会話をしていた。

「なんで英語話せるようになったん？」

「あ、わたし、元カレとイギリスに住んでたから」

これが噂に聞く、「外国人の恋人できると英語できるようになるよ！」ってやつか！

と、わたしがのけぞっていると、さらに、

「わたし、２０歳過ぎてから付き合った人、全員外国人なんだわ」

カンパイ。そして、アッパレ。

彼女いわく、中学からいろんな人と付き合ってきて、もう日本人は飽きたらしい。

これだけ徹底的に遊んでいると、島国ジャポネーゼも勝手にワールドワイド人間に。

さすがだ、エロ師匠…

と思ったところで、彼女とは別れ、東京に帰ってきたのだけど、今日突然、彼女のエロスが何に起因しているかが分かった。

これだ。

わたしとエロ師匠が、一時期、顔を合わせる度に歌っていた「肉体関係part2」

今日の今日まで一度も思い出さなかったけれど、中学生なんていう超多感な時期に、こんな歌ばかり歌っていたのは、絶対に教育上良くなかった！

メロディーも曲調もめっちゃいいけど！

ライムスターも、大学３年生の時に、当時好きだった人に教えてもらって、「えー格好良いね♡」とか言っていたけれど、わたし中２で歌多丸パート（２番）歌ってたわ！

すっかり忘れていた。

日本全国の肉体関係者に告ぐ！

淫らな男女関係は危険！

油断ならない男女関係　最低で最高の夏oh yeah

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