元彼が結婚した
今年に入って、3ヶ月連続で結婚式の二次会に呼ばれておりました。
それが今日やっと終わります。
二次会が嫌なわけではなく、他人のおめでたいことを、おめでたがらなくてはいけない、
という風潮にほとほと嫌気がさしていました。
皆さんご存知でしょうが、わたしはとにかくモテません。
モテたいという気持ちはありますが、気持ちばかりで行動が伴っていないのです。
それは何においてもそうです。
つかもとは口ばかり、そんな印象を抱いていらっしゃる方は少なからずいるでしょう。
そんなわたしの致命的な短所を、遠慮すること無くぶつけてきていたのが、昔付き合っていた人でした。
彼は、わたしと別れ、1年後くらいに大阪に行き、そして近々結婚するそうです。
保育士の彼女と。
このマザコン野郎!
おっと、悪態をついてしまいました。キャラが崩壊してきています。
結婚の報告は、夜中の2時に彼から電話で聞きました。
わたしがはげしく酔っぱらって、電話をかけてしまったのです。
いまや後悔しかありません。
年頃の女にとって、昔付き合っていた人の結婚、というのが、ここまでダメージを与えるとは。
いまわたしより長く生きている女性たちの中には、この現実を受け止め、乗り越えてきた人も数多くいるのでしょう。歳上女、まじリスペクトです。
話がそれました。
その彼と電話をしていた時に、冗談で、「わたしも大阪行こうかな〜」と言いました。
そうしたら、一言、
「お前みたいな意気地なしが来れるわけがない。」
そう言いました。
ああ、そうか。わたしは意気地なしなのか。
毎日長時間仕事をして、ゲラゲラ笑ったり、少し落ち込んでみたり、
たわいもない日常に腰を据えて、生活をしているわたしは、
「意気地なし」。
ダサくてみじめで泣きたくなりました。
わたしのアクティブさは、しょせん、手の届く範囲の、想定内のアクティブなのです。
本当にやりたいことが見つかっていない。
本当に動き出すのは怖いから、アクティブに見せかけているだけ。
彼はそういうところを見抜いていました。
彼の目は切り傷のように細いので、目の大きさと本質を見抜く力は、関係ないのですね。
意気地なし女から、脱出したいです。