つかもとブログ

文章を書くことにしました。連絡先:tsukamoto.kanako@gmail.com/Twitter:@kanaco_t

初体験

昨晩、栄一さん主催の「素麺会」というイベントに出させて頂きました。 DJで!! 初めてクラブに行ったのが19歳の時。 DJしている友達はたくさんいるけれど、まさか自分がやることになるとは。 オファーを頂いて、栄一さんのイベントだったし嬉しくて、す…

乗り越える

悲しさを乗り越えるということは、 楽しいこと嬉しいことを作り上げていくよりも 遥かにパワーと時間がいるんだな、と実感しました。強くなるために並べる綺麗事は アホらしいかもしれないけれど、 それで誰かの気持ちが楽になるのなら、 積極的に言っていけ…

マスタードをお取りねがえますか。

マスタードをお取りねがえますか。 (河出文庫) 作者: 西川治 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2014/02/06 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 最近、うちのベッドの横に置かれている本。 初版は1988年だから、わたしと同い年。 たしか京…

バナナ

某所で雑誌のリサーチをしていたら、 1989年の週刊大衆の特集に、 「夏バテ解消!立てバナナ!」 とあった。 週刊大衆だから、裸のグラビアとかえっちなのがたくさん載っているけれど、 「立てバナナ!」が1番卑猥でいいなーと思いました。 テレビは裸…

就職しないで生きるには

あしたから出版社 (就職しないで生きるには21) 作者: 島田潤一郎 出版社/メーカー: 晶文社 発売日: 2014/06/27 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (6件) を見る 昨日、神保町の東○堂書店に行ったら、「ひとり出版社」というフェアをやっていた。 おそら…

リア充が酷くて吐きそうなインターネット星人

最近リア充が酷い。 塚本発表会や、8月末にお声かけて頂いたお素麺イベントのことや、 飲みの場や遊べる場が多くて、夏を満喫している感じがする。 ありがたさと不安でうにゃうにゃする。 好き 嫌い 惚れた 嘘つき 勘違い 真実 自分には関係ないと思ってい…

姫路で見つけたPOP

8月3日、初めてのプロレス遠征@大阪 の前に、姫路城に行ってきました。 天気悪かったし、遠いので分かりづらいですが、お城まっ白なんですよ。 姫路のお城 まじでまっ白(これが”雑に韻を踏む”というやつ) また10年後に来ようと思いました。まだ建造物…

手をにぎる

先にきみが降りた電車。 空いた席に、男の子が座った。 小学校1、2年生くらいだろうか。 女の子が寄ってきた。 3、4歳くらいだろうか。 椅子によじのぼって、一息ついた。 男の子が女の子の頭に手をのばす。 脱げそうになっていたベージュの帽子を少し深…

男ともだち

千早茜『男ともだち』読了。 男ともだち 作者: 千早茜 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2014/05/26 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る 主人公女子=神名ちゃんと、男ともだち=ハセオの何年間かを描いた話。 神名ちゃんは、自分の仕事…

ゲスの極み乙女。

わたしが中二で、ゲスの極み乙女。と出会ってたら、 たぶんこんな感じのことを書いただろう、という詩。 ゲスの極み乙女。を聴きながら 「キスをしたい」と呟いた 膝丈のワンピースをゆらめかせ 隣の部屋へと移動する ミラーボール・キラーボール 意図せず世…

文庫本になる夢を見た

己が文庫本になる、というエキセントリックな夢を見た。それも、自分の体と文庫本が合体している「文庫本マン」みたいな類いではなく、文庫本の中に自分の精神が組み込まれている(つまりわたしという人間は存在しない)という、ハイパーエキセントリックぶ…

ミャンマーで納豆

最近たまたま手に取ったこれ。 考える人 2014年夏号 作者: 考える人 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2014/07/04 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る 表紙は約100年前の新潮文庫らしい。可愛い…! パラパラと読んでいたら、こんな記事が。 ノン…

OL辛子ちゃん

「辛い」に「子」で、しんこちゃん。 名前を付けた親の顔が見てみたいな、と思います。 辛子ちゃんは会社の同期で、わたしが入社した年の新入社員は、わたしと辛子ちゃんだけでした。 まあうちの会社は中小企業ですし、今は不況ですから、そんなものですよね…

絲山秋子という女

最近、ブログが病んでいると指摘されたので反省。 mixi日記でやればいいことをブログに書くのはあまり良くない。 (mixi、パスワード忘れたからもう見られないけど…) ソーシャルメディアは自制心が大事。 今日は本の話を。 わたしはエンタメ小説よりも、川…

友人は外国人とばかり付き合う

今日外を歩いていたら、ふと、中学の同級生との思い出が蘇ってきた。 その子とは先々月、実家に帰省した際に会ったので、たぶんそれで脳みそからうにゃうにゃっと記憶が這い出てきたのだけど、 本当に10年くらいまったく思い出さなかったことだったので、…

発露

さよならを言わずにいってしまったあの人 元気かということを確かめるすべがなくて あなたのことを思います それはひとりではなく わたしは、どうしようもなく、わたしを責める あなたのことを大切にできていなかったのでしょうか あなたの優しさに甘えてい…

日曜日の夜

あの人がいる飲み会に行く。今日はいつも穿かないスカート。あの人は、酔うと脱ぎたがる癖がある。わたしは、ドキドキしながら放っておく。 がっちりした腕。ちょっと丸まった背中。おへその下に生えている毛。 ないものばかり。ずっと見ていたい。耳たぶを…

スイートプールサイド

6月24日、新宿ピカデリーにて鑑賞。 「スイートプールサイド」予告編 - YouTube 映画館の予告か何かで見て、刈谷友衣子ちゃんの毛深さが異常だったので、ずっと気になっていた映画。 「毛」の悩みって、地球人全員に共通してあるわけじゃないけど、悩んで…

必死

腹立つことだってあるし、 悲しいこともあるし、 心配なことだってある。 人が死ぬことを笑い話にしたり、 負けることをあざ笑ったり、 そういうのは面白い部類ではない。 わたしが命を削って働いて、救急車で運ばれて、あぁ死んじゃうかもなーって感じてい…

「恋愛」について考える

自分の10時間前のツイートで死にたくなっている。 日本1億2000万人もいて、わたしのこと好きな人が1人もいないってこの国はおかしい— つかもとかなこ (@kanaco_t) 2014, 6月 19 フッと思いついたことで「わたしゃ天才か」と思った時は大体危険。真理に迫り…

ステラとマチルダ②

マチルダの朝は早い。 グレーのジャージ上下を着て外に出る。 日課だった平日帰宅後のランニングを早朝に変えたのは、不審者がいると近所で騒ぎになってしまったからだ。 マチルダは相変わらず、不細工のままだった。 太い眉毛は、大学進学で上京したタイミ…

大阪

テレビの仕事をしているわたしは、毎年、年末年始が忙しくなっていた。 それは、佐藤先輩も同じで、2人とも仕事納めにて解放された12月29日の夜は死んだように眠っていた。 そして明くる日の朝5時。 わたしは佐藤先輩を10回以上のモーニングコールで…

処女

己の性格に、こんな仕事をしていることも相まって、数々の罵声を浴びせられ、 いまや「罵声マイスター」の異名すら与えられているわたしが、未だに1つだけ解せない罵声がある。 それが 「おい!ショジョ!」 ショジョ…? しょじょ…? 「処女」 あぁ「処女」…

父親

母親から電話があった。 「かなちゃん、パパがね・・・」 と、あまりに暗い口調で言うので、 病気か、事故か、失業か、とビクビクしたけれど、 結果、「血圧が高め」という話だった。 まぁ色々弊害は出ているようだけど、 ひとまずは何とかなるようなのでほ…

師匠

下北沢サウンドクルージングの寺嶋由芙ちゃん現場で、久しぶりに宗像さんにお会いした。 宗像さんは凄い人で(詳細は書かなくてもきっと皆さんご存知)、好きだと言葉にするのもちょっと恐れ多いレベルで尊敬している大人。 少し前にTwitterで話に上がったけ…

ステラとマチルダ

ステラは可愛い。 その可愛さゆえに、ステラはいつも薄い膜を張られているようだった。 牛乳を電子レンジであっためるとできる膜。あれの正式名称はなんだったか。 とにかく、そんな膜がしなしなと、いつもステラを覆い囲っていた。 ステラは自分より可愛い…

トーニャさんとspa warsとアスキー

少し前ですが、アスキーにこんな記事が。 2014年にITをつかって、がんばってレコードを作った人の話|ASCII.jp わたしは正直に言うと、トーニャさんのPICNICの話を最近知りました。 出資もしていないし、そもそも「トーニャハーディング」という人たちへの認…

百瀬、こっちを向いて。

昨晩観た「百瀬、こっちを向いて。」が素晴らしかったです。 早見あかりさん美しかった。 (どうでもいいけど、いつも「百瀬、部活やめるってよ」とタイトルを間違える…朝井リョウ先生にお熱な所為) 以下、感想。ネタバレないように気をつけます。 自分の好…

友人のこと

友人が亡くなりました。 訃報の連絡を受けたのは昨日の昼。 彼女の番号から着信がありました。 今週の日曜日に会う約束をしていたので、 「ドタキャンかしら、珍しい」と思いながら電話に出ると、 電話から聞こえてきたのは男性の声、彼女のお兄さんでした。…

炒め物

疲れていたので炒め物をした。 ジュージュー、パチパチと油のはねる音を聞くと安心する。 その匂いは、小学生の頃、家に帰る途中で近所の家から漂ってきた夕ご飯の香り。 わたしは、特にお腹がへっているわけでもなく、誰に食べさせるわけでもないけれど、と…